中国、1-4月の中国の対EU投資が前年比70.8%と大幅増
商務部(省)が27日に発表した最新のデータによると、今年1-4月には、欧州連合(EU)から中国への実際の投資額は前年同期比12.4%増の19億5千万ドル(1ドルは約109.9円)に上った。中国の対EU直接投資は同70.8%増の16億9千万ドルと大幅に増加した。中国新聞社が伝えた。
同期の中国・EU貿易額は同42%増の2503億ドルに達して、中国貿易全体の増加率を上回った。
同部の高峰報道官は同日に行なわれた記者会見で、「中国とEUは互いに重要な経済貿易パートナーであり、協力の分野が幅広く、企業の往来も密接で、すでに『互いになくてはならない』利益が融合する構造を形成している。現在の新型コロナウイルス感染症の状況の中、中国・EU貿易は成長を続け、双方向の投資が安定した中で伸びており、中国・EUの経済貿易協力のもつ強靱性と活力が十分に示された」と述べた。
このほどEUの欧州議会は中国・EU投資協定を凍結すると発表した。同協定は昨年末に交渉が終了し、双方は協定の中で高い水準かつ互恵の市場参入を認めると約束していた。
高報道官は、「中国・EU投資協定は互恵の協定であり、中国にメリットがあり、EUにメリットがあり、世界にもメリットがある。これまで中国が度々述べてきたように、中国・EU投資協定を凍結することは双方の共同の利益に合致しない」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月28日
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