中日が高級事務レベル海洋協議団長間協議

洪亮・外交部(外務省)辺境海洋事務司長(局長)は3日、船越健裕・日本外務省アジア大洋州局長とテレビ会議の形式で中日高級事務レベル海洋協議団長間協議を行った。外交部ウェブサイトが伝えた。

双方は海洋関連の問題について率直で踏み込んだ意見交換を行い、東中国海の平和・安定の重要性を強調。両国首脳間の合意及び4つの原則的共通認識を全面的に実行に移し、引き続き対話と協議を通じて摩擦や意見の相違を適切に処理し、海洋関連当局間の人的交流を強化し、防衛・捜索救難・漁業分野の海洋協力を実務的に推進し、東中国海情勢の安定維持のために建設的努力を払うことで一致した。中国側は釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題における立場を重ねて表明し、中国の領有権と海洋上の権益を適切に尊重するよう日本側に求めた。中国側は福島原発汚染水の処理問題に懸念を表明し、責任ある姿勢で慎重に処理することを日本側に求めた。双方は意思疎通と接触を継続することで合意。今年後半の適切な時期に次回協議を開催することで一致した。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年6月4日

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