日本防衛副大臣の台湾地区関連発言に中国外交部「言動を慎むべき」

外交部(外務省)の趙立堅報道官は9日の定例記者会見で、「台湾地区問題において日本は言動を慎み、中国への内政干渉を直ちに止めるべきだ。いかなる形であれ中国の主権を損なってはならず、『台湾独立』勢力に誤ったシグナルを送ってはならない」と述べた。

【記者】日本の中山泰秀防衛副大臣が8日、「台湾は日本と目と鼻の先にあるほど距離的に非常に近いため、日本にとって台湾の平和と安定は人ごとではない。自国のこととして考えていく」と述べたとの報道について、中国としてコメントは。

【趙報道官】この日本の政治屋の台湾地区に関する発言は非常に馬鹿げており、中国は強い不満と断固たる反対を表明する。すでに日本に厳正な申し入れを行った。

日本軍国主義者は「地理的近接性」を対外侵略戦争発動の主要な口実の一つとした。こともあろうに、日本には21世紀になった今日でもなおこのロジックを鼓吹する勢力がいる。これは非常に危険な動きであり、高度の警戒に値する。特に台湾地区問題において日本は中国人民に対して歴史的罪責を負っており、なおさらに言動を慎むべきだ。

日本は中国の内政への干渉を直ちに止めるべきだ。いかなる形であれ中国の主権を損なってはならず、「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを送ってはならない。

台湾地区は中国の領土の不可分の一部であり、台湾地区問題は完全に中国の内政であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない。国家の主権及び領土的一体性を守る中国人民の強固な決意、断固たる意志、強大な能力を、いかなる者も見くびってはならない。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年9月10日

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