北京市内の中心部と副都心間が地下鉄30分で連結へ

北京市計画・自然資源委員会は「北京市鉄道交通網計画(2020-35年)」を公示した。同計画(草案)の鉄道交通網の規模は約2673キロで、今後、地下鉄快速線(R線)が市内の中心部と副都心、複数のニュータウンと市内の中心部を結ぶ主な鉄道交通手段となる計画だ。北京日報が報じた。

「鉄道上の北京・天津・河北省」と「鉄道上の北京」が加速しながら形成されている。草案によると、北京市鉄道交通線網は、地域快速線と都市鉄道交通で構成される。地域快速線は、郊外鉄道線や新建設の地域快速線で構成される約1095キロ。都市鉄道交通は地下鉄の普通線や快速線、中・低レベルの輸送量の路線、空港連絡線など約1578キロだ。

将来的には、副都心部と市内の中心部、多くのポイントと市内の中心部への移動が30分以内になる計画だ。今後、計画が段階的に実施されるにつれて、北京を中心とした生活圏が加速しながら連結し、1時間機能圈が形成され、都市鉄道や地域快速線などを利用して通勤するのが一層便利になりそうだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年12月14日

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