中国の北斗鉄道業界総合応用モデルプロジェクトが検収に合格
中鉄第五勘察設計院集団有限公司が19日に明らかにしたところによると、中国北斗衛星測位システム重要特定プロジェクトである北斗鉄道業界総合応用モデルプロジェクトがこのほど、各種任務を順調に遂行した。中国による鉄道業界北斗「応用+基準」という二重体制のための基礎を固め、中国北斗と中国高速鉄道という2枚の「国の名刺」の深い融合を力強く促進した。新華社が伝えた。
北斗鉄道業界総合応用モデルプロジェクトは、国家北斗重要特定プロジェクトの鉄道業界向けの最初の総合応用モデルプロジェクトの一つだ。具体的には、1つのビッグデータセンターの建設をめぐり、1つの時空情報クラウドプラットフォームを構築し、ビッグデータ、GIS(地理情報システム)、IoT(モノのインターネット)、5G、クラウドコンピューティング、BIM技術を融合させる。鉄道の調査・設計、施工、運営・メンテナンスの3大段階に向けて、鉄道プロジェクト測量、自動化モニタリングシステム、スマート建設現場システム、位置感知早期警戒防護システム、鉄道保線巡回点検、レール測量及び乗り心地検査、「一帯一路」(the Belt and Road)中欧班列(国際定期貨物列車)コンテナ測位・追跡、高分解能リモートセンシング地質調査、高速鉄道列車制御システムという9大鉄道業務において、8000台以上の北斗端末設備を推進した。
同社北斗鉄道業界総合モデル応用プロジェクトのチーフデザイナーである饒雄氏は、「同プロジェクトは『北斗+5G』による総合立体交通デジタル化モデル転換、交通・観光融合、鉄道高架工事測位・追跡及び緊急修理などの分野への拡大応用を行った」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年3月21日