中国EU投資協定が凍結 「双方の利益に合致せず」商務部
欧州議会が中国EU(欧州連合)投資協定を凍結したことについて、中国商務部(省)の報道官は21日、「このようなやり方は双方の共同の利益に合致しない」とコメントした。中国新聞社が伝えた。
現地時間の20日、欧州議会は「中国EU投資協定承認に関する審議を凍結した」との決議を出した。
同部の報道官はこれについて、「中国EU投資協定は互恵・ウィンウィンの協定であり、このようなやり方は双方の共同の利益に合致しない」と述べた。
中国とEUは2020年12月に投資協定の交渉を終了した。この協定は市場参入の承諾、公平な競争のルール、持続可能な発展、紛争解決メカニズムの4つの内容からなり、対象分野は従来の二国間投資協定をはるかに上回る。批准プロセスによると、同協定はEU加盟国27ヶ国と欧州議会の批准を経て初めて発効することになっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年5月22日
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